WAREHOUSE
CASE STUDY16
沼尻産業株式会社様
"作業時のストレスも緩和し、はたらきやすく"
スーパーなどへ配送される商品が一所に集まる岩間低温物流センター。
そこでは作業者の作業負荷の軽減と作業効率UPのための施策が行われていました。
物流イノベーション部
岩間低温物流センター
課長
西山 夕子 様
物流イノベーション部
岩間低温物流センター
リーダー
西山 元気 様
茨城県つくば市を中心に20ヶ所を超える物流センターを展開している沼尻産業様。
この度、食品スーパー様専用センターである岩間低温物流センターにパレットレベラーを導入いただきました。弊社の製品がどのような経緯で選ばれたのかを伺いました。
ー どのような経緯でパレットレベラーをお選びになられましたか?
荷主様が主催する改善会議の中で、他のセンターで導入している事例を見て製品を知りました。
その際、導入する事で、作業負荷の軽減と作業効率UPを実現できるものと確信いたしました。
パレットの荷捌きでは、パレット上の上、中、下段で作業時の負荷が違い、上下段よりも中段の高さの作業性が高く作業時間も短くなります。パレットレベラーを使用することで常に中段の高さで作業ができ、作業負荷の軽減、作業時間の短縮を期待しました。
荷物を下ろす前の状態のパレットレベラー360
ー 弊社製品を選んだ決め手のようなものがございましたらお聞かせください。
電源が不要でシンプルな設計となっているので、使う場所を選ばず扱いやすい点です。
更に、パレットが容易に回転することで、人が移動して荷扱いする必要がなくいつも同じ場所で、同じ動作、目線で作業ができる事から、作業時のストレス緩和も期待できる事が決定打となりました。
ー パレットレベラーを導入された前後でどのような変化がありましたか?
導入前はパレット上の荷物が下段になるほどムリな体勢で商品の荷扱いを行っており腰への負担が大きい作業となっていましたが、導入後は、腰への負担が大きく軽減されました。
また、人と台車が移動せずパレット上の商品の荷扱いが可能となり、動線のムダを無くし作業時間の削減に繋がりました。
女性や高齢者でも作業できる環境になりました。
どのようにパレットレベラー360を使用されているか実際に見せていただきました。
パレットを回転させることにより作業者が移動すること無くすべての商品を仕分けることができました。
ー 倉庫作業の中で取り組んでいる改善や対策などございますか?
全体最適な改善や対策が一番望ましいことですが、導入までに時間や費用が掛かってしまいます。
まずは、各工程の業務改善を行なうため、部分最適な製品を選定し導入検討しています。
また、弊社の改善活動は機器の導入だけではなく、日々の小さな気づきを改善提案する活動やQCサークル活動等を通して、個人から小集団単位、各拠点、会社全体としての改善活動にに繋げております。
商品の重さでパレットレベラーがグッと圧縮されます。
ー 今後のご展望などございましたらお聞かせください。
今回の導入を機に、パレットレベラーの弊社各拠点への導入、また、他のマテハン機器も調査検討し、機械化・省力化の推進を行なっていきたいと考えております。
パレットレベラーは、ローラーとの相性も良いので、両機器を組み合わせるセッティング方法等を研究し、更に作業効率UPに繋げていきたいと考えています。
ー 貴重なお話をどうもありがとうございました!
私達の生活にも密接に関わる食品スーパー様専用センターの沼尻産業岩間低温物流センター様。
社員の皆様の日々の業務のカイゼンや作業効率UPへとつなげる姿勢がとても印象的でした。
企業詳細は下記に記載しておりますのでぜひご覧ください。