DESIGN &
ENGINEERING
技術の歴史に、デザインを掛け合わせる
-企業活動すべての「伝達純度」を上げるためのデザインアプローチ-
弊社の強みである「技術力」と「デザイン力」。
日本初の台車や空港用トレーラーの開発を通して育んできた「技術力」、そして「デザイン」をどう活用していったのかを紐解いていきます。
DESIGN&
ENGINEERING
花岡車輌のデザインの歴史
弊社のデザイン思考のルーツは、第二代社長である花岡 宏から伝わる「ひとつひとつの意味」を考えることから始まっております。
製品一つ一つの機能や形状はもちろん、なぜ建屋はこの向きでこの形をしているのかまで説明ができるように徹底されていたようです。
それだけ物や事象の本質にこだわる姿勢がベースとなり、三代目社長へと受け継がれ、現社長 花岡 徹にて「ユニバーサルデザイン」を取り入れることに繋がります。
代表取締役社長 花岡 徹
TORU HANAOKA
【ユニバーサルデザインとは】
できるだけ多くの人が利用できることを目指した設計のことで、弊社の代表的な台車「DANDY」のUDハンドルは台車はどう押すのか、引くのかといった従来見過ごしていた「操作の意味」を人間工学に基づいて研究し開発されました。
また「空港用カート」にもユニバーサルデザインを大きく取り入れたモデルを発表し、日本の主要空港に広く広まりました。
大型の荷物などは
V字捕縛
大きな植物などは
X字捕縛
細かい梱包荷物などは
Z字捕縛
そして現在、創業家デザイナー主導の販売企画室を2010年に立ち上げ「ひとつひとつの意味」を紐解いて魅力化していく「デザイン」へと繋がっております。
デザインを経営資源に”ブランドデザインマネジメント”
Home page
Business card
Catalog
Products
SNS,Product Seal,UI App,Package design etc.
ー… デザインとは「意匠」的な意味で日本では使われがちですが、弊社では製品を含めた企業活動のすべてを明確に表現する重要なファクターとして考えております。
弊社のデザイン部門である販売企画室では、創業家デザイナーである室長・花岡 雅を中心として構成され
「すべての企業活動を最大限魅力化しファンを作り、感動させる」ことをミッションにしております。
つまり企業活動でお客様が手にする一つ一つ、例えば名刺やチラシ、カタログやHPやSNS、動画、製品企画やプロダクトデザイン、インテリアデザイン、注意喚起シールまで自社で「全方位デザイン」し、経営理念を通じたブランドデザインの思想を一貫した表現でお届けすることで、どこを切ってもお客様には「花岡車輌らしさ」がより分かりやすく伝わることを目指しております。
DESIGN&
ENGINEERING
論理性と感性を兼ね揃えたものが”良いデザイン”
台車やこの業界にデザインはいらないといったご意見ももちろんあるとは思いますが、それは「意匠のみ」を意味していることが多い印象です。
弊社が目指す“良いデザイン”とは、問題や本質をしっかりと捉えて、そこに対しての最適な解決方法を論理的に構築し、「相棒」のように愛着を持って使って頂く、または存在していけるように磨いていったものを目指しております。
具体例では良い製品を作るために、デザイナーはコンセプト段階から関わり、マーケティング、設計要件、顧客への要望ヒアリングなどを行った後にそれを磨いていく過程で機能美というカタチで表現していきます。カタログやホームページに関しても、その製品・サービスの本質をしっかり捉えることに大きな時間を割いた上で形に仕上げていきます。
つまりすべての事象に真剣に向き合い、顧客にとって魅力や自らの仕事に誇りを持てるような感性をも纏った「結晶体」が
”良いデザイン”と考えております。
それが日本初の台車を作った時のように、「新たな感動を与える」ようなものに繋げる事を日々目指しております。
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ENGINEERING